自分の症状にどのようなトラブルの可能性があるのか、そしてトラブルを診断するにはどのような検査を行うのか?またトラブル一覧は以下のとおりです。
なかには症状があらためて気になり、「一度、眼科できちんと検査を受けてみようかな」と思った方もいるのではないでしょうか。
こうしたとき、検査を受けにいく病院を決める際にも気をつけたいポイントがあります。とはいっても総合病院であろうと、ご近所の開業医であろうと技術的、設備的な問題はまずぁりません。重要なのは、病院の規模よりも患者のみなさんの都合なのです。どういうことかというと、たとえば目の異常とあわせてなんらかの生活習慣病を患っているような場合には、総合病院で各科連携して検査、治療を進めていかなくてはなりません。
しかし、どんなに立派で設備の整った病院であろうと、通院が負担になって通うことがストレスに感じるようでは意味がありません。
通院治療が必要になる場合など、いつでもすぐにみてもらえるように家や職場の近くにある診療所が向いているケースもあるでしょう。
こうしたことを参考に、自分の都合にあった病院を探してみてください。
診察をスムーズに進めるために
目の異常をくわしく調べるためには、これまで説明してきた検査を行うのですが、病気かどうかを判断するためには、直接話す問診での情報収集がとても重要です。眼科の問診では、おもに次のようなことを聞かれます。
- 今、どんな症状が気になるのか
- いつごろから、その症状が出はじめたか
- いつごろから、その症状が出はじめたか
- その症状はどれくらい持続するのか
- 目以外に持病はあるか
- 継続的に服用している薬はあるか
- 家族に目の病気や生活習慣病の人はいるか
- 近視・遠視・乱視など屈折異常はあるか
- 生活習慣・生活環境・職業について
準備をまったくせずにこれだけの質問をされれば、きっと困ってしまう人がほとんどでしょう。病院を訪れる前には、ぜひわかる範囲で右にあげた点を整理しておいてください。あなたの目に起きているトラブルも、こうした問診や検査を通じて明らかになっていきます。