目が充血する
目が赤くなる「充血」の症状には2タイプがあります。まず1つめは結膜の毛細血管が広がって赤くなるもので、さらにくわしくみると、まぶたの裏側や白目の広い部分を覆っている結膜が赤くなるものと、黒目のまわりがいちばん濃く周辺にいくにつれ薄くなるものがあります。
結膜の毛細血管が広がって赤くなるタイプで広い範囲に出る充血は、疲れ目や空気の乾燥、異物の侵入、炎症や細菌感染によって起き、特にウイルスによる結膜炎の場合には強く充血します。
一方、まぶたの裏側や白目の広い部分を覆っている結膜が赤くなるものと、黒目のまわりがいちばん濃く周辺にいくにつれ薄くなるもののタイプの場合は、強膜や角膜、虹彩の炎症が原因で起こります。そしてもうひとつのタイプは結膜で出血が起こるための充血で、このタイプは黒目の周囲だけが真っ赤になります。
目が腫れぼったい
徹夜仕事などで寝不足が続くなど、目に疲労がたまっていても起こる症状ですが、病的な原因としては、「麦粒腫」や「霰粒腫」「結膜炎」、細菌による感染症、まぶたに起きる炎症である「眼瞼炎」やアレルギー、目の腫瘍などがあげられます。
眼球が飛び出してくる
強度の近視や「バセドゥ病」、また目の腫瘍でこのような症状があらわれます。このシグナルがみられたら必ず精密検査を受けてください。