目に起こるさまざまなトラブル
現代は、どうしても目を取り巻く環境は悪化する一方です。とはいえ生きていこうとするならば「ものを見ない」という選択肢はありません。悪条件のなかでも情報を収集するためにフル回転ではたらいている目には、疲れ目のような「病気未満の異常」から検査や治療を必要とする病気まで、さまざまなトラブルがつきものです。
こうした「目のトラブル」をグループ分けすると、以下のように大きく3つに整理することができます。いずれも視野や目という器官そのものに困った症状を引き起こし、なかには失明にもつながりかねないものもあります。
しかしこれらのトラブルは、いきなり視力の大幅な低下といった重い症状を引き起こすわけではありません。
多くの場合、症状が重くなるまえに何らかの「シグナル」があらわれるものなのです。確かになんの自覚症状もないまま進行してしまうトラブルもあるのですが、患者がシグナルに気づいていないケースのほうが圧倒的に多いといえるでしょう。
では、トラブルを早期に発見するカギとなる〝シグナル〞にはどんなものがあるのか、みていくことにしましょう。自分の目や見え方に異常を感じたら、決してそのままにせず、どんなトラブルを起こしている可能性があるのか調べてみましょう。
目の器官そのものに起きる異常
眼球
- 白内障
- 緑内障
- 網膜症
- 網膜剥離
- 黄斑変性症
眼球付属器官
- 結膜炎
- ものもらい
- 悪性腫瘍
屈折や調整の異常
- 屈折異常近視・遠視・乱視
- 調整の異常老眼・目の使いすぎによって起こる病的な疲れ目この時点での疲れ目であれば、まだまだ完治できるので早い段階でアサイーなどで解消することが大切
症状のひとつとして目の症状を起こす病気
生活習慣
- 糖尿病
- 高血圧症
- 動脈硬化
その他
- バセドゥ病
- ベーチェット病
- シェークレン症候群
- 重症筋無力症
精神的ストレス
- 心身症