【危険 飛蚊症 サイン 】放置厳禁！すぐ病院に行くべき症状と３つのチェック項目について紹介します。「目の前に糸くずや黒い影がフワフワと見える…」 多くの人が経験する飛蚊症。そのほとんどは心配のない生理的なものですが、中には失明につながる網膜剥離や硝子体出血といった重篤な目の病気の初期サインとして現れるケースがあります。
危険 飛蚊症 サイン
特に、「急激な変化」や「光、視野の異常」を伴う飛蚊症は、一刻を争う危険なサインです。自己判断は禁物。
この記事では、放置厳禁の危険な症状と、すぐ病院に行くべきかを見極めるための３つの重要チェック項目を解説します。あなたのその飛蚊症が「たかが加齢のせい」なのか、それとも「緊急の病気のサイン」なのか、今すぐ確認しましょう。
目の前に黒い点や糸くずのような浮遊物が見える飛蚊症の多くは心配いりませんが、一部の症状は網膜剥離などの重篤な目の病気のサインである可能性があります。放置すると失明につながる危険があるため、すぐに眼科を受診する必要があります。
すぐ病院に行くべき「危険な症状」（放置厳禁）
以下の症状が突然現れたり、悪化したりした場合は、網膜剥離や硝子体出血などの緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。直ちに眼科を受診してください。
- 飛蚊症が急激に増加した黒い影や点が爆発的に増えた、墨を流したように真っ黒な影が広がったなど。
- ピカッと光が走るのが見える（光視症）稲妻のような光、視界の端がピカピカ光る、暗所で目を閉じた時に光が見えるなど。
- 視野の一部が欠ける、見えない（視野欠損）視野に黒いカーテンや膜がかかったように見える、すりガラス越しに見えるような白濁感があるなど。
- 急激な視力低下急に見えにくくなった、視界全体が霧がかかったようにぼやけるなど。
- 飛蚊症だけでなく、目の痛みや充血を伴う。
3つのチェック項目：生理的か病気かを見極めるポイント
自分の飛蚊症が「心配のないもの（生理的）」か「危険なサイン（病的）」かを区別するために、次の3点を確認しましょう。
1. 変化の速さ
- 危険なサイン（病的）：症状が突然現れたり、急激に悪化した。浮遊物の数が急に増えた。
- 心配のないケース（生理的）：症状がゆっくり現れ、時間の経過で変化しない、または慣れて気にならなくなる。
2. 付随症状の有無
- 危険なサイン（病的）：光視症（ピカッと光が見える）や視野欠損（視野が欠ける）を伴う。
- 心配のないケース（生理的）：飛蚊症以外の症状（光や視野の異常、痛みなど）はない。
3. 浮遊物の状態
- 危険なサイン（病的）：大きく、色が濃い（黒、墨のような）ものが大量に見えたり、赤いものが流れるように見えることがある。
- 心配のないケース（生理的）：小さく、透明〜半透明で、目を動かすとゆっくりと追従する。
重要なアドバイス
飛蚊症を初めて自覚した時や、上記のような見え方の変化を感じた時は、必ず一度は眼科で詳しい検査（散瞳による眼底検査など）を受け、病気の有無を確認することが大切です。
