女性の老化防止の習慣 > 副腎と甲状腺 > 副腎 をいたわるには、ストレス対策 が重要

副腎 をいたわるには、ストレス対策 が重要

副腎 に ストレス 続くととうつになりやすい

副腎 をいたわるには、ストレス対策 が重要 というのは「最近、ちょっと疲れているかもしれないけれど、なんとか仕事も家事もできているし、大したことはないかな」と感じている方もいらっしゃるでしょう。それほど深刻な問題をかかえているとは思わないのが普通です。

副腎 をいたわるには、ストレス対策 が重要
副腎 をいたわるには、ストレス対策 が重要

でも、そんな方こそ、少したちと待ってみてほしいのです。なぜなら、忙しい日々を送る現代の女性たちは、誰しも 副腎疲労 に陥っている可能性があるからです。 副腎疲労 の最大の原因は、実は ストレス です。人は ストレス を感じると、別名「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールを分泌するようにできています。

ですから、仕事や子育て、家事などで忙しかったり、ママ友などの人間関係で悩んでいたり、プライベートで何か問題を抱えていたり、通勤時間が長かったり、睡眠不足が続いていたりすると、 副腎 はコルチゾールを作り続け、やがて力尽きてしまうのです。

副腎疲労 には 3 つの段階があります。第 1 段階は、ストレスによってコルチゾールの分泌が続くことで、疲労がはじまる段階です。「なんだか最近疲れがとれないな」と感じるものの、この段階なら、まだ、がんばれば日常生活を送ることが可能です。しかし、第 1 段階が続くと、やがて第 2 段階に入ります。

ストレスにより副腎が機能克進状態になって、 コルチゾール が出っばなしになってしまうのです。こうなると、副腎はコルチゾールをたくさん作らなければならなくなり、若さと健康のために欠かせない DHEA はコルチゾールを作るためにどんどん消費されてしまいます。

DHEAは、デヒドロエピアンドロステロンというヒトの体内に存在するホルモンの略称で、主に体内の副腎皮質で分泌されています。分泌量は思春期に急激に高まり20代でピークを迎えますが、その後急激に分泌量が減少し、40代では約半分、80代ではほとんど分泌されなくなってしまいます。

また、 DHEA は女性ホルモンの原料にもなっているので、これが減れば、女性ホルモンにも影響が出ることになります。

さらに、第 3 段階に入ってしまうと副腎は疲れ果てて、コルチゾールの原料となる DHEA が底をつき、コルチゾールも作れなくなってしまいます。ここまでくると起き上がることも辛くなり、重度のうつ病のような状態に陥ります。実際、重い副腎疲労はうつ病と判断されてしまうことが少なくないのです。

女性の場合、職場の変化や出産後の社会復帰時、親の介護で大変なとき、家庭内にトラブルを抱えているときなどに強い ストレス を受けて 副腎疲労 に陥り、結果的に甲状腺ホルモンや女性ホルモンのバランスも崩れてしまう方が多いようです。

ですから、いまを生きる女性の多くが、 副腎疲労 の第 1 段階にある可能性は否定できないのです。副腎疲労を根本から改善するには、 ストレス の原因となっている仕事や家庭の問題をとりのぞく必要があります。からだを壊してしまっては、手遅れですので第 2 段階へと進んでしまう前に、 副腎 をいたわるように、生活を改善していただきたいと思います。心当たりのある方は、まずは、なんとか 休息 をとって、少し心とからだを休めてみてください。

https://stress-reso.com/heart-rest/fatigue-rest/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です