カボチャ アボカド 女性の味方 カボチャ アボカド などの ビタミンE はどのような点で女性にとって効果があるのでしょうか?
女性ホルモンの中でも、 30 代半ば噴からどんどん減ってしまうプロゲステロン。では、プロゲステロンを少しでも多く保ち、若々しさと健やかな毎日を維持するためには、どんな栄養素を意識してとるべきなのでしょうか。
プロゲステロンの生成には、コレステロール のほか、いくつかのビタミンやミネラルが関係していますが、あえてひとつだけ強調するとしたら、それは ビタミンE です。ビタミンE にはプロゲステロンを生成する働きと、そのレセプターの感受性を高める作用があるのです。
つまり、ビタミンE をたっぷりとることで、プロゲステロンの働きは良くなります。実際、ビタミンEが更年期症状の緩和に効果があったという報告もあります。
ビタミンE は、ビタミンA 、ビタミンC とともに、抗酸化力の高いビタミンとしても知られています。
抗酸化力とは、私たちのからだを老けさせ、病気の要因となる過酸化脂質に対抗する力です。つまり ビタミンE は、ホルモン分泌の面からだけでなく、動脈硬化やがんなどの病気予防にも力を発揮してくれるのです。
そこで、女性にもっともお勧めしたい食品のひとつが、 カボチャです。 カボチャ1 食分 80 g に約4 mg のビタミンE が含まれており、これだけで 1 日の女性の摂取目標の約半量がとれます。
ビタミンA 、ビタミンB 群、ビタミンC も豊富なので、からだの酸化を防ぐ抗酸化作用も高く、美肌効果も期待できます。まさに女性にはうってっけの食材といえるのではないでしょうか。
ビタミンE が豊富な食材には、ほかに、
- アボカド
- モロヘイヤ
- アーモンド
- 小麦胚芽
アボカドやアーモンドは脂質も多いのでとり過ぎに注意が必要ですが、いずれもほかのビタミンやミネラルも豊富で、健康的な食材です。ただし、過剰にとり過ぎた場合には、骨租しょう症が進行するとの報告もありますので、サプリメントを利用している場合には注意が必要です。