うたた寝や居眠りは悪くない!
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼でも1日に何度も寝たり起きたりを繰り返します。人類の祖先もこのような眠り方をしていた時期があったという歴史があります。
野生の動物も同じで、1日数回に分けて睡眠を繰り返し、すぐ逃げられる睡眠の仕方で外敵から体の防衛をしています。これは「多相睡眠」といいます。
一方、現代人のように夜一定の時間まとめて寝ることを「単相睡眠」といいます。昼間仕事をして能率をあげる賢い眠り方ですが、はたして現代人は「単相睡眠」で睡眠を十分とれているのでしょうか。
日中眠くなるのは明らかに睡眠不足です。だから、うたた寝や居眠りは、夜の睡眠を補うために人類が身につけた、多相睡眠の本能による生理現象といえるでしょう。
夜間に十分な睡眠が確保できずに寝不足の人はどんどん居眠りをすればいいのです。仮眠の効果を最大限に生かして「プチ多相睡眠」を実践すべきなのです。
これも寝すぎると逆効果となるので注意が必要です。お昼寝についは、こちらに習慣化することで睡眠の質をあげる方法が紹介されています。
サイト名:初心者にもわかりやすいコンテンツ – 健康&美容(睡眠)お昼寝URLhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~wahuu/sleep/2.html
アメリカの実験では、「45分以内の昼寝で、仕事の能率が3割~4割アップし、判断力は5割増す」との実験結果が出ています。
日本での実験でも、約45日にわたって昼休みに15分の仮眠をとりつづけた生徒に明らかな学力向上がみられ、難関大学への合格率も高まったというものですこれもかなり興味深い結果です。
これらの実験結果を見ても、昼寝をすると「睡眠不足の解消」「集中力を高める」「やる気がアップ」というすばらしい効果があることがわかります。
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