質のいい睡眠のための条件

睡眠障害 糖質 の過剰摂取がさらに眠れなくなる

睡眠障害 糖質

睡眠障害 糖質 の過剰摂取がさらに眠れなくなくなります。糖質を摂り過ぎていて、快眠できない、よく眠れない人は糖質を減らしてみるといいでしょう。睡眠不足 脳の老化 を促進させる悪しき生活習慣でも紹介したとおり、睡眠不足による脳のストレス、そしてダメージは大きいものです。

睡眠障害 糖質 の過剰摂取がさらに悪化させている

睡眠は脳と体の非常に大切なメンテナンス時間です。睡眠障害の原因は精神的ストレスも深くかかわっています。しかし、ストレスがあると女性の場合は過食に、男性の場合はアルコールに走ることが多いため、糖質依存になりやすく、それがさらに睡眠を妨げる要因になっています。

糖の摂りすぎは高インスリン血症を引き起こし、交感神経を刺激するため興奮状態のまま夜を迎えてしまい、緊張が続いてリラックスできないのです。本来、睡眠は心身を休めて日中に傷ついたところを癒す大切な時間です。睡眠にも周期があり、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。

不眠のときには筋肉が緩で体は休んでいますが、脳は日中の記憶を整理して保存するなど活発に活動しています。ノンレム睡眠のときには脳が休んで疲労回復を図り、今度は体が活動して成長ホルモンが分泌されて新陳代謝を活発にしたり、白血球などの細胞が活性化して免疫力を高めています。

成長ホルモンは、日中に傷んだ細胞の再生・修復というメンテナンスに必要なホルモンです。特に夜10時から午前2 時の時間帯に活発に分泌されるため、この時間に起きていると成長ホルモンが不足し、体内には老廃物が溜まって血管が詰まったり、肌が新しく生まれ変われなく怒ります。

睡眠不足は脳をはじめとする全身の細胞に悪影響を与えて老化を促進しています。寝不足の翌朝に、体がむくんでいたり、疲れが取れていないのも、メンテナンスができていないからなのです。

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快眠の条件

睡眠不足 脳の老化 を促進させる悪しき生活習慣

睡眠不足 脳の老化

睡眠不足 脳の老化 を促進させる悪しき生活習慣です。睡眠不足を軽視してはいけません。睡眠不足を翌日、眠いぐらいに軽く考えていると取り返しのつかないことが起きるでしょう。

睡眠不足 脳の老化 を促進

簡潔に言うと睡眠不足の人は搭知症になりやすいのです。若い頃はよく眠れていたのに、年齢を重ねるごとに寝つきが悪くなり、寝ても途中で日が覚めたり、朝早くに起きてしまう睡眠は加齢とともに変化していきます。

一般的に20代までは寝つきが良く、また深い睡眠を取ることができます。ところが、30代になるとだんだんと深い眠りが取れなくなり、40代以降になると睡眠に対する満足度が低下、50代以上では睡眠障害を訴える人が急激に多くなります。

日本では、成人の5人に1人に不眠の症状があり、60歳以上では不眠症の人が3人に1人といわれています。実は、脳の老化を早める要因の一つには、睡眠障害もあるのです。

 

睡眠時間が短いと、アルツハイマー病などの認知症の発症が増えるという研究結果が、デュークNUS シンガポール枚のジューン・ロー博士らによって発表されています。研究チームは、5歳以上の健康な中国系シンガポール人6人(平均年齢67歳) を対象に、睡眠と認知機能の関連を調べました。

 

その結果、睡眠時間が1時間短いと、脳内にできる隙間が1年ごとに0・59%拡大し、脳が縮んでいくことが判明しました。さらに、認知機能は1年ごとに0.67 % 低下することが明らかになりました。つまり、睡眠時間が短いと脳の老化や認知機酪の低下に影響し、認知機能の低下はアルツハイマー病などの認知症の発症にもつながるというわけです。

認知症 糖分 の過剰摂取で予備軍に

 

快眠の条件

一夜漬け問題、本当に効果があるの? 一夜漬けの疑問を解消

一夜漬けvsしっかり睡眠

寝てしまったら、覚えたことはどうなる?

今まで、一夜漬けで試験を乗り切ってきたという人も多いでしょう。勉強によっては

  • 暗記することが多過ぎる
  • 直前まで勉強する気が起こらない
  • 締め切り効果で集中力が逆に出る

など、いろいろ言い訳がよぎります。

しかし、「寝てしまうとせっかく暗記したことを忘れてしまうのでは? 」という不安があったのも事実です。

さて、試験を控えて、寝ずに暗記作業を続けて試験に臨んだほうがいいのか、それともきちんと睡眠をとって臨んだほうがいいのか。これはある意味、学生の永遠のテーマですが、想像のとおり、36時間ぶっ続けで起きていたあとに記憶テストをしたら記憶力が低下していた、こういう研究結果は多いのです。

しかし一睡もしなければ集中力が低下して、記憶力が落ちるのは考えてみれば当たり前ですよね。

では、いろいろ覚えて学んだあとに睡眠をとると頭に残るのか、逆に忘れてしまうのか? これは正直、知りたいところでしょう。

ヒントになる面白い研究があります。記憶の「干渉効果」と睡眠とを調べた研究です。神経内科医のジェフリー・エレンボーゲン博士が「カレント・バイオロジー」誌に発表した論文をひもとく前に、記憶の干渉効果についてふれておきましょう。

干渉効果 とは、記憶した内容がほかの記憶した内容を邪魔してしまうために記憶成績が低下するという現象です。睡眠はこの「 干渉効果 」から記憶を保護してくれるというのが、エレンボーゲン博士の研究報告なのです。

記憶は睡眠によって保護される

エレンボーゲン博士らは、18〜30歳の健康な男女48人に、20ペアの関係を記憶してもらい、12時間後にペアをどれだけ覚えていられるかを調べました。

この48人を次の2 グループに分け、調査をおこないました。
1グループ目は、「覚醒グループ」。 朝9時に記憶したあと、ずっと起きたままでいて夜9時にテストを受けてもらいました。
2グループ目は、「睡眠グループ」。 夜9時に記憶したあと眠ってもらって、朝9時にテストをしました。さらにそれぞれのグループの半数のひとには20ペアの単語を覚えたあとに、別の20ペアの単語を見せて、記憶を妨害してみました。

その結果、妨害のない場合で、睡眠グループの成績のほうが覚醒グループより12% だけ好成績だったのですが、びっくりするのは、覚えた記憶にちょっかいを出して妨害した場合です。妨害( 干渉 )した場合では、睡眠グループの成練は覚醒グループをなんと4% も上回りました。

エレンボーゲン博士は、睡眠が干渉効果から記憶を「保護」する作用を持ち、深い徐波睡眠が海馬の機能と関係しているのではないかと考察しています。

徹夜で起き続けて暗記を続けるのもいいのですが、覚えたことが次に覚えることの邪魔になる…残念ながらこれが結果です。ひととおり学習を進めたら、ちゃんと睡眠をとって覚えたことを保護してあげるのが、得策のようです。