質のいい睡眠のための条件

アイソメトリックス 目覚め におすすめの 運動

目覚め におすすめの 運動 アイソメトリックス に関する情報です。

目覚めに アイソメトリックス 運動
目覚めに アイソメトリックス 運動

起床したらすぐに起き上がるほうがいいとも言われますが、布団の上で目覚めるまでぐずぐずしているのは悪いことではありません。
寝起きは、長い時間体が横になっていたことで筋肉がこわばっており、急に起き上がるとぎっくり腰になる人もいるほどです。
そこでベッドの上で体をほぐし、血行をよくし、体温を上げる体操などをすると安全に起床できます。これが運動法「 アイソメトリックス 」です。

アイソメトリックス とは、等尺性筋収縮運動という意味で、道具も不要、場所も選ばず、短時間で効果的に筋肉を鍛えて代謝をアップさせるストレッチです。 等尺性筋収縮 というのは、筋肉の長さを変化させないで力を加える運動のことです。通常のストレッチのように筋肉を伸縮するのではなく、体の各部分の筋肉の長さを変えずに力を加え、筋力と基礎代謝をアップさせます。

やり方のポイントは次の2つになります。

  • 呼吸は止めずにそのままの呼吸でおこなうこと
  • 鍛える部位を10秒以上動かさないこと

この アイソメトリックス は肩こりや腰痛のある人に特に効果的で、予防にもつながります。また、筋肉痛になりにくく、関節への負担が少ないので、年齢に関係なくだれでもいつでも簡単に始めることができます。布団の上でもできますし、テレビを見ながら、電車の中、仕事をしながらでもできるものがあります。

筋肉は、使わないとどんどん衰える一方です。腰痛があると寝返りしにくく、それが原因で睡眠障害になることもあるのです。しかし、筋肉を鍛えることで何歳からでも筋肉量は増やせます。最大の効果を上げるには、毎日または1日おきが最適といわれています。

目覚めがいつも不機嫌な人にはチョコレートが効く

チョコレート
チョコレート で目覚めの脳に栄養補給
チョコレート で目覚めの脳に栄養補給

目覚めの大事な3つの習慣

どんなに眠くても仕事や学校に行く日の朝は起きなければなりません。しかし、夜更かしをした日、また、忙しくて睡眠時間が足りなければ、翌朝は起きるのが大変です。寝起きが悪いのは、体が活動する状態になっていないということです。次に挙げるのは、朝、さわやかに目覚めるためのエンジンをかける3つのステップです。

  1. 目覚めのためのおやつを口にする( 血糖値をあげる )
  2. 朝食をとる
  3. 熱めのシャワーを浴びる( 交感神経を優位にする )

脳を目覚めさせるために、血糖値をあげます。チョコレートなどで目覚めの脳への栄養を補給したら、次は朝食を食べて体温を上げ、体をシャキッとさせます。朝食を食べる時間がない人、食欲がない人にはバナナがおすすめ。バナナには、目覚めを促す セロトニン の原料の「 トリプトファン 」がたくさん含まれています。

そして、冷え性、低血圧などで目覚めが悪い人に効果的なのが「 熱めのシャワー 」です。体を起こすには体温と血圧を上げることが大切。シャワーの刺激で活動のスイッチが入り、日中活動するときに働く交感神経が活発になります。このときの適温は、40~42度。熱いシャワーを浴びると、体内ではヒートショックプロテインという たんぱく質 がつくられ、傷ついた細胞を修復し、免疫機能を高めるという相乗効果もあります。

朝、気持ちよく目覚められない人の生活習慣になっていないかチェックすることも必要です。
快眠できない人の睡眠の癖や状態」

目覚まし時計なしで起床する

目覚まし時計
目覚まし時計
目覚まし時計

自己暗示で自然に目が覚める

目覚まし時計の音が朝の一番のストレスだと感じている人は多いものです。誰でも自然に目が覚めるのが、もっとも心地よい目覚め方です。

人間には起きたい時刻に起きることができるのですこれは「自己覚醒能力」といいます。目覚まし時計なしで起きられる人(自己覚醒ができる人) は、目覚める約1時間前から、心地よい目覚めのカギとなる「副腎皮質刺激ホルモン」の分泌がゆるやかに上昇します。

それに対し、目覚まし時計で強制的に起こされた人の副腎皮質刺激ホルモンは上昇せず、目覚めの気分は最悪です。つまり、心地よい目覚めのカギを握る重要なホルモンが副腎皮質刺激ホルモンなのです。

副腎皮質刺激ホルモンは、脈拍や血圧を上昇させ、全身の細胞を活性化し、ストレス耐性を高めるはたらきがあります。自己覚醒ができる人は目が覚める前からこのホルモンを分泌することで、日中の活動のために脳と体の準備をはじめているのです。

目覚める前に副腎皮質刺激ホルモンを的確に分泌させるためには、何時に起きたいかを思いさえすればいいのです。

ポイントは「朝、6時に起きなきゃ」と自分にプレッシャーをかけるのではなく、「私は絶対に起きられる」と自分を信じて言い聞かせることです。すると体内時計がしっかりあなたの信頼に応えてくれるでしょう。
体内時計はこちら。