乾癬 エプソムソルト 効果 があるのか?正しい入浴法と注意点についてまとめています。乾癬に対するエプソムソルトの効果と、正しい入浴法についてお伝えします。
エプソムソルト入浴は、欧米では古くから皮膚疾患のセルフケアとして親しまれてきました。その主な役割は、厚くなった鱗屑(りんせつ)を柔らかくし、肌のバリア機能をサポートすることにあります。しかし、間違った温度や方法で行うと、かえって乾燥を招き、症状を悪化させてしまうリスクも潜んでいます。
乾癬 エプソムソルト 効果
ここでは、乾癬肌を優しくケアし、健やかな状態へ導くための「正しい入浴のルール」について解説する。
乾癬への期待できる効果
- 鱗屑(りんせつ)の軟化:マグネシウムの働きにより、厚く硬くなった皮膚の角質層を柔らかくし、自然に剥がれ落ちるのを助ける。
- かゆみの鎮静:炎症を鎮めるサポートをし、乾癬特有のイライラするかゆみを和らげる効果が期待できる。
- 肌のバリア機能向上:マグネシウムは肌のセラミド合成を助ける成分としても知られており、乾燥しがちな乾癬肌の保湿力を高める手助けをする。
- 精神的リラックス:ストレスは乾癬の大きな悪化要因であり、温浴によるリラックス効果は病状の安定に寄与する。
乾癬への期待できる効果
- 鱗屑(りんせつ)の軟化:乾癬特有の厚くなった皮(かさぶた状の皮膚)を柔らかくし、取り除きやすくする効果が期待できる。
- かゆみの軽減:肌を鎮静させ、イライラするかゆみを抑える助けになる。
- リラックス効果:乾癬の悪化因子である「ストレス」を、温浴効果とマグネシウムによるリラックス作用で緩和する。
- バリア機能のサポート:マグネシウムが皮膚に浸透することで、肌のバリア機能を整える手助けをすると考えられている。
正しい入浴法
効果を最大限に引き出し、肌への負担を減らすためのポイント。
- 濃度を適切に保つ
浴槽(約150〜200L)に対して、150g〜300g程度のエプソムソルトを加える。濃度は0.1%〜0.2%が理想的。 - お湯の温度は「ぬるめ」
38℃〜40℃のぬるめのお湯に設定する。熱すぎるお湯は、肌を乾燥させ、乾癬の炎症を悪化させる原因になる。 - 入浴時間は15〜20分以内
長湯は肌の水分を奪うため、20分以内で切り上げるのが望ましい。 - 入浴後の保湿が最重要
入浴後はタオルで優しく水分を拭き取り、できるだけ早く(目安は1分以内)保湿剤や処方薬を塗布する。
注意点
- スクラブ使用は避ける:エプソムソルトを直接肌に擦り付ける使用法は、患部を刺激し症状を悪化させる恐れがある。
- 傷口がある場合:炎症が強く、出血や傷がある場合は、刺激になる可能性があるため使用を控えるか医師に相談する。
- 体調による制限:飲酒後や重度の心疾患がある場合は、血行促進が体に負担をかけることがあるため注意が必要。
エプソムソルトはあくまで家庭でのセルフケアの一つである。症状が改善しない、または悪化した場合は、速やかに専門医を受診することが重要だ。
