不安定な肝臓の数値が安定するようになった
今、思えば、C型肝炎と診断される2年ほど前から、私は食欲がなくなり、43kgだった体重が35kgまでやせ、骨と皮ばかりになっていました。誰に会っても「どうしたの?」と聞かれていました。
病院のインターフェロン療法は副作用がひどく、食べることも水を飲むこともできません。そのため、栄養補給は点滴だけになり、髪の毛もだいぶ抜け落ちました。うつ症状も現われて、夕方になると、このまま死んでしまうのではないかと思うようになり、結局、途中で中止してしまいました。
注射薬と飲み薬の治療を始めましたが、肝臓の病気で異常値をあわらすGPT、GOTの値は、良いときで70台。目標の50以下どころか、200以上に跳ね上がることもありました。
そんなときに、発酵ハトムギの愛用者にB型肝炎やC型肝炎の人が多勢いるという話を聞きました。そこで毎朝、起きがけに、お湯に溶かした発酵ハトムギを一杯飲むようにしたところ、GPT、GOTの値が着実に下がり、50台まで改善したのです。
その後も数値は良好に保たれ、だいたいいつも50台で、良いときは40台のときもあり、それ以上高くなることはありませんでした。
そして、もうひとつ、健診で食道静脈瘤があることがわかり、大出血を起こす危険性があるので、医師から手術をすすめられました。しかし、私は、肝臓病で血小板数が少ないので、血液が止まりにくく、手術を簡単に行うわけにはいかない状態だったのです。ところが、発酵ハトムギを飲み始めてからおよそ半年が過ぎた頃、どんなに検査をして調べても、あの食道静脈瘤が見つからないのです。
私はその結果を聞いて、感激で涙が止まりませんでした。発酵ハトムギのおかげで、危険な手術をせずに済み、食道静脈瘤が自然回復に向かって、本当にうれしく思っています。