女性の老化防止の習慣

女性が男性より 認知症 が多い理由

女性が男性より 認知症が多い理由

女性が男性より  認知症 が多い理由 とはどいうったところにあるのでしょうか?年齢を重ねると気になってくるのが、記憶力の低下です。

40歳を過ぎた頃から、人の名前がなかなか出てこなかったり、新しい仕事がなかなか覚えられなかったりして、イライラしたり、がっくりきてしまうことは増えてくるものです。

記憶力や集中力というと、単純に脳の問題かと思われがちですが、実はそこにも副腎や甲状腺が出すホルモンが密接に関係しています。

実際、甲状腺機能が低下すると、記憶力が落ちますし、副腎疲労が進行すると、「ブレイン・フォグ」といって、まるで脳に霧がかかったように頭がぼんやりしてしまう状態に陥ってしまうこともあります。

ブレイン・フォグの症状とは具体的には、

  • 頭が冴えない
  • 焦点を合わせたり集中したりすることができない
  • 物事を覚えたり記憶したりすることに支障がある
  • 考えるのが遅い
  • 言語あるいは言葉を見つけるのに苦労する

などです。

そして、うつ状態はさらに認知機能を低下させます。 DHEA には認知機能を高める作用があるので、副腎が元気を取り戻し、 DHEA のレベルが上がってくると、記憶力や集中力も上がってきます。

もともと DHEA の値は女性は男性に比べると低いので、女性の場合、記憶力が落ちてきたなと感じたら、男性以上に副腎をいたわることを考えていただきたいと思います。

また、認知症の原因として知られるアルツハイマー病は、男性よりも女性のほうが多いことが知られています。この病気の原因はまだ明確には解明されていませんが、実は、男性ホルモンのテストステロンの量がその発症に関係していると考えられています。

テストステロンは女性にとってもとても重要なホルモンで、肌のハリや性欲、仕事をバリバリこなすバイタリティーを保つためには欠かせません。このテストステロンは DHEA を原料に作られているので、副腎が疲れてくると、どうしても減ってしまうのです。

なお、エストロゲンの減少が認知症と関係しているという説もあり、認知症については、さまざまな要因が唱えられています。いずれにせよ女性は、ある程度の年齢になったら、副腎や甲状腺の健康を保ち、できるだけホルモンを減らさない工夫をすることが、認知症予防につながると考えられるのです。

 

たまねぎに血液浄化力は強力で夏に多発する血栓を防止し、脳梗塞やボケを遠ざける

副腎疲労が原因で太ってきたの?

副腎疲労が原因で太ってきたの?

副腎疲労が原因で太ってきたの? 30代半ば頃から、「若い頃に比べて太りやすくなってきた」と悩んでいる女性は多いと思います。

ずっとスリムだった方も例外ではありません。30代に入って筋肉や基礎代謝が落ちはじめると、少しずつ体重が増えていってしまうのです。こうした現象は、年をとれば、誰でもある程度は避けられないものですが、実はここにも 副腎疲労 が隠れている可能性があります。

副腎疲労が原因で太ってきたの?
副腎疲労が原因で太ってきたの?

まず、仕事や家庭で、いろいろなストレスがかかると、副腎からストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加します。慢性的なストレスで、コルチゾールが高い状態が持続すると(副腎疲労の状態)、血糖値が上昇しやすくなり、血液中のインスリンも増加することになり、脂肪組織において脂肪の産生を促進し、分解を抑制するために体脂肪が増加してきます。

さらに、高コルチゾールの状態は、筋肉量の減少、甲状腺機能の低下を引き起こすため、代謝が落ち、さらに脂肪がたまりやすくなる悪循環に陥ってしまいます。

一方、副腎が作る DHEA には、脂肪の代謝を高める作用があるため、ストレスが少なく DHEA が十分に分泌されていると、脂肪がどんどんエネルギーとして使われ、肥満防止につながります。

しかし、 DHEA も慢性的なストレスにさらされ、副腎疲労の状態に陥ると、その分泌が次第に低下してくるため、脂質の代謝が落ち、体脂肪が増える方向に傾きます。そもそも、脂肪を燃やしてエネルギーに変えるためには、

  • ビタミンB
  • ビタミンC
  • アミノ酸
  • コエンザイムQ 10

などの栄養素が必要です。

しかし、副腎が弱っている人は、それらがストレスに対応することにほとんどが使われてしまっているため、エネルギー代謝のさまざまな回路のすべてが、うまく回らなくなってしまうのです。

副腎が悪くなると疲労感に襲われるのはそのためです。副腎が元気になり、コルチゾールが減少し、ビタミンやアミノ酸が脂肪の代謝に使われるようになれば、エネルギーの回路がうまく回り出し、良い循環が生まれるため、脂肪を燃焼しやすいからだになります。

人生の後半になったら、副腎を疲れさせない人こそが、いつまでも美しい体型と健康なからだを手に入れることができると言っても、過言ではないでしょう。