女性のうつ病 > 2018年 > 6月

女性の うつ病 体の症状 からはじまることが多い

うつ病 体の症状

女性の うつ病 体の症状 からはじまることが多いという特徴があります。うつ病のサインはわかりますか?気分の暗さだけでなく、眠れない、腰が痛い、風邪を引きやすいなど誰もが経験する体の不調から始まることが多いのです。自分がうつ病とは思わない人がほとんどです。

女性の うつ病 体の症状 からはじまる 体の痛み、疲れ、湿疹がうつのサインになることも

うつ病は、精神的な症状だけでなく、身体的な症状も引き起こすことがあります。女性においても、うつ病が体の症状から始まることがあります。

うつ病のサインは、どのようにあらわれるのでしょうか。頭痛や腰痛、皮膚の湿疹、食欲が落ちた、なんとなくだるい、眠れない、微熱が続く。意外なことにこれら体の不調が、うつ病のサインになるのです。

私たちは、失恋や仕事のミスなどで落ち込んだりイライラしたときに、食欲がなくなったり、胃が痛くなったりします。消化器科で診察してもらっても、胃腸の病気がみつからないときは、心がストレスを受けて体に症状が出ているのです。うつ病も同じ。とくに女性は、体に不快な症状が出やすいので、心の疲れがSOSのサインとなって体に出るのです。もちろん、うつは心の風邪ですから、暗い気持ちになる、悲観的な考えにとらわれる、急に人と話したくなくなるなど気分の変調サインが最初に出る人もいます。

頑張りやさんの女性は、ストレス性の不調に注意

では、ストレスの影響が体に出るしくみとは、どのようなものなのでしょうか。私たちが健康を維持しているのは、体温や内臓の働きを調整する自律神経系、体の働きをなめらかにする内分泌( ホルモン)系、体を病気から守る免疫系という3 つのシステムがバランスよく働くからです。

この3つのシステムを司ってストレスから体を守っているのは、脳の視床下部という部屋。ところが、長期間ストレスがかかると、視床下部もダメージを受けてシステムのバランスが崩れ、体に症状が出てしまうのです。

女性はストレスに敏感なわりに、妥協をせずに頑張ってしまいがち。ムリして頑張った結果、一段落したときには視床下部は大きくダメージを受けていて、一気に体の症状が悪化して噴出‥・となってしまうのです。うつ病のサインとしてよくみられる体の不調を中心に、いくつかの具体的なケースをあげて紹介します。

うつ病かもしれない、いろいろな体の症状

うつ病からくる体の不調には、意外なものがあります。「これがうつ病のサインなの?」と思うようなものも。下にあげた症状は一例ですが、病院にかかっても症状がよくならず長引くようなら、うつ病が隠れている可能性があります。

  • 食欲不振
  • 倦怠感、疲れやすい
  • 動悸、息切れ
  • 頭痛、腰痛
  • 微熱が続く
  • 皮膚の痒み
  • めまい、立ちくらみ
  • 風邪が治らない

女性はストレスを感じやすい