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体を癒やすための香り

どこでもいつでもできるハンドパスで香りの効果をアップ

風邪をひいたり、時間がなくてお風呂にゆっくり入れないときは、手軽にできるハンドバスですませることもできます。やり方は簡単。
洗面器にお風呂より熟めの40~42度のお湯をはり、エッセンシャルオイル1~2滴をたらします。
10~15分、両手を手首までつけます。
寒い秋~冬の時期はポットを用意しておき、お湯を足しながら10~15分行います。洗面器の中で手のツボを押したり、マッサージすると効果がアップします。

香りのブレンド効果で疲れをとって肩こり解消

ハンドバスで手先を温めると、肩から首への緊張や疲労回復にも効きます。神経が集中する肩やせ日は、ときどきほぐしてやることが大事。肩こりや疲れが、偏頭痛の原因になることもあるのです。
デスクワークや細かい作業後には、ぜひハンドバスで疲れをいやしましょう。このときのオイルには、ラベンダー、ローズマリー、ベルガモット、ゼラニウムなどを使います。
ベルガモット1 滴+ゼラニウムまたはラベンダー1滴のブレンドも効果的です。

手軽なオフィスでのリフレッシュ

お風呂やハンドバスまでしなくても、オフィスでできる芳香浴もあります。仕事のイライラや疲れをやわらげる、さわやかな香りを漂わせる方法です。
熱いお湯をティーカップに入れ、レモン、ベルガモット、ペパーミントなどのオイルを1種類、1滴落とします。柑橘系の香りは緊張をほぐすのに最適。湯気とともにたちのぼる香りで、気分転換ができます。デスクの引き出しに、お気に入りのエッセンシャルオイルを常備しておくといいでしょう。

風邪ならフットバスで発汗作用を促す

カゼをひいたらお風呂には入れなくても、カゼに効くお風呂の入り方もあります。カゼのひき始めや長引いてるとぎには、発汗を促すフットパスに入ります。
フットバスには、両足がくるぶしまで入る大きめの洗面器を使います。熟めのお湯に体内の老廃物を出す働きのあるジェニパーを2滴、またはジェニパー1滴+ラベンダー1滴を入れてさらに自然塩を少量加えると効果がアップ。服を着たまま両足をお湯につけて、10~15分リラックス。

冷え症にも効くフットバス

女性に多い冷え性には、ジェニパー、ブラックペッパー、ローズマリー、ラベンダーなどのオイルが効きます。いずれかのオイルを1滴たらしたフットパスで、足先から温めて冷え性を防止しましょう。
足の裏は体のツボが集まっており、フットパスやマナサージの効果は期待大です。ふたつの洗面器にそれぞれお湯と水を入れて、交互にフットパスにつかるのもおすすめです。温冷浴によって血液の循環がよくなり、冷え性が緩和されます。