質のいい睡眠のための条件 > すっきり目覚める

スッキリ爽快に目覚めることのできる時間帯

寝起きがいい
寝起きがいい
寝起きがいい

自分に合った睡眠サイクルを知る

日々の生活の中で、朝、爽快に目覚められる日と、目覚めのよくない日があります。同じような生活をしていてもそういった違いがある日があります。

これは、睡眠サイクルですによるもの。睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠の組み合わせにより一定のリズムがあります。これが睡眠サイクルです。

深い眠りと浅い眠りがlセットで時間にして90分です。浅い眠りのレム睡眠時に起きれば、朝は、スッキリ爽快に目覚めることができます。

睡眠の深さには4段階あります。睡眠にトラブルがない人は、布団に入って約30分以内で眠くなり、ノンレム睡眠がはじまります。そして徐々に深い眠りのレベルにまで到達し、熟睡に入ります。次にどんどん眠りが浅くなって、ノンレム睡眠のもっとも浅い第1段階にもどってレム睡眠状態に入ります。まだ頭も体も深く眠った状態なので、目覚まし時計などで無理矢理起こされると目覚めが悪く東がボーッとします。

では、どうしたら朝スッキリ目覚めて、昼間の仕事をばりばりこなすことができるのでしょうか?コツは90分の睡眠サイクルを利用し、目覚まし時計をセットすることです。「ノンレム睡眠+ レム睡眠」の1周期90分をベースに、どれがもっとも気分よく起きられたかをシミュレーションしてみましょう。

  • 就寝24時→起床6時(4周期6時間睡眠)
  • 就寝23時→起床6時半(5周期7時間半睡眠)
  • 就寝2時→起床6時半(3周期4時間半睡眠)

3の4時間半睡眠では、睡眠不足になってしまうでしょう。1~3のいずれのケースでも、熟睡感がないときには、二度寝や昼間の昼寝でリカバリーするという方法もあります。

起きたときに体が痛くない寝具を選ぶ

6f05f80c5d5736872b3e5f1f2f7b2d6c_s

熟睡できる寝具

起きたときに首や背中、腰が痛くない寝具がベストで自分に合っていものといえるでしょう。布団を選ぶ条件は、寝返りが打ちやすいことが第一条件です。通常、仰向けで寝るのが一般的ですから大事な条件となります。

敷き布団

「あお向けに寝たときに、背骨が立っているときと同じゆるやかなS字カーブがキープできることが快眠の条件です。やわらかすぎると重みで体が沈みこんで、腰に負担がかかります。逆に、硬すぎると体重が肩と腰に集中し、目覚めたときに体が痛くなりますから、ベストな硬さを見つけるの実際に寝てみないとわかりません。

平均的に6~10センチの高さが快眠に最適といわれています。低反発枕はフィット感が高い反面、通気性がいまひとつですが、最近はまる洗いできるものも登場しています。
快眠・安眠のための枕(一覧)はこちら。

掛け布団

重すぎる布団はNGです。寝返りがしにくく、体への圧迫感が大きいため、目覚めたときに疲労感が残ってしまいます。人間は一晩でコップ1杯(200CC)もの汗をかくといわれていますから、湿気がとれやすく、保温性もあり、重すぎないものがベスト。
それらすべてを満たすのは羽毛布団です。

湿気をとるには、定期的に布団を干す、綿の打ち直しをおこなうなどのメンテナンスも大切です。日なた干し(羽毛は風通しのよい日陰でも可、外に干せなければ布団乾燥機を使うした後は、ダニが飛び散るのでパンパンと叩かず、ブラシや掃除機で吸い取ります。最近は、布団用の掃除機もあります。