自己暗示で自然に目が覚める
目覚まし時計の音が朝の一番のストレスだと感じている人は多いものです。誰でも自然に目が覚めるのが、もっとも心地よい目覚め方です。
人間には起きたい時刻に起きることができるのですこれは「自己覚醒能力」といいます。目覚まし時計なしで起きられる人(自己覚醒ができる人) は、目覚める約1時間前から、心地よい目覚めのカギとなる「副腎皮質刺激ホルモン」の分泌がゆるやかに上昇します。
それに対し、目覚まし時計で強制的に起こされた人の副腎皮質刺激ホルモンは上昇せず、目覚めの気分は最悪です。つまり、心地よい目覚めのカギを握る重要なホルモンが副腎皮質刺激ホルモンなのです。
副腎皮質刺激ホルモンは、脈拍や血圧を上昇させ、全身の細胞を活性化し、ストレス耐性を高めるはたらきがあります。自己覚醒ができる人は目が覚める前からこのホルモンを分泌することで、日中の活動のために脳と体の準備をはじめているのです。
目覚める前に副腎皮質刺激ホルモンを的確に分泌させるためには、何時に起きたいかを思いさえすればいいのです。
ポイントは「朝、6時に起きなきゃ」と自分にプレッシャーをかけるのではなく、「私は絶対に起きられる」と自分を信じて言い聞かせることです。すると体内時計がしっかりあなたの信頼に応えてくれるでしょう。
体内時計はこちら。
最近のコメント