香りの健康メモ > 2015年 > 11月

体臭が気になるときはこうする(脇のにおい)

脇の下の汗の匂いに、八-ブとリンゴ酢が効果的

夏になると気になるのが、脇の下の匂い。これは汗に含まれる脂肪酸が分解されて発生する匂いです。予防はまめに汗を拭いて清潔にするのが一番の解消方法ですが、こんな方法もあるので覚えておくといいでしょう。

リンゴ酢とハーブの手作りローションは、イヤな匂いを消すのに効果大。作り方は簡単です。アップルミントの葉と水を鍋で煮て作ったハーブ液と、リンゴ酢を混ぜます。アップルミントは甘くさわやかな香りのハーブです。コットンに含ませて拭くだけで、脇の下はすっきり。効果は数時間続きます。

  1. アップルミントを火にかけ沸騰直前で火を止めて冷ます
  2. ペーパーフィルターでこす
  3. 2とリンゴ酢を同量で合わせます
  4. コットンに含ませて脇の下を拭きます

手作り汗パットなら脇の下はさらさら

脇の匂いには肌を清潔に保つのがベストとわかっていても、外出中はなかなか手入れができないものです。市販の制汗剤は意外と持続性が短く、効果もイマイチです。

そこで汗とりパッドを手作りします。手作りなら自分のサイズに合わせることもできるし、何より経済的なのがうれしい。

作り方はコットンをガーゼで包むだけ。ふたつ折りにして服の脇の下にあたる部分をはさみます。使い捨て感覚で常に清潔なパッドを使えば、服の汗染みも防げます。汗ジミも防ぐことができます。

入浴タイムにお茶がらを使って体臭を消す

お茶の葉をお風呂に入れると、体臭を予防する効果があります。お茶は日本茶、紅茶、中国茶どれでもOK。出しガラでも効果があります。
お茶にはフラボノイドが含まれているので、脱臭効果があります。さらに脂肪分解酵素が、汗腺にたまった脂を浮き出させるのです。ティーバッグのお茶ならそのまま揚ぶねに浮かべて。それ以外のお茶は市販のお茶袋を使うと便利です。ただし茶渋がつくので、入浴後は早めに湯を落とすようにします。

たばこの臭いが髪の毛についてとれないときは

仕事が終わってこれから楽しみなデートというときに、髪の毛がタバコ臭いと困りもの。香水を付けても髪の毛の匂いまでごまかせないし、困り果ててしまいます。

そこで役立つのが、安くて香りもいいベビーパウダー。パウダーを少量手にとり、髪の毛全体によくまぶします。そして毛先が出るようにガーゼを巻いたヘアブラシで、丹念にブラッシング。ガーゼがパウダーを取り除き、不思議と匂いもすっきり消えます。

毎日シャンプーしても、頭皮からは相当の脂が分泌され、自然とイヤな匂いを発します。特に夏は汗も加わって強烈に。そこで、自分だけの香りを使って、おしゃれに匂い防止をしてみませんか。

普通にリンスした後、洗面器のお揚にエッセンシャルオイルを1滴落とし、髪をすすぎます。さらに同じオイルをホホバ油5mlに混ぜ、適量を手にとって頭皮と髪になじませて。後は普通に髪を乾かせばOK。油分が髪を保護し、香りが持続します