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ゲストを迎えるための香り

玄関前はゼラニウム

大切なお客さまを迎える玄関前には、ぜひ生花で香りの演出をしたいもの。アプローチのある玄関なら、ピンクの花をつけるローズゼラニウムがおすすめです。
簡単にふやせる種類なので、植え込みにするにも最適。玄関にバラの香りを漂わせることができます。ローズゼラニウムは、窓辺に並べる鉢植えとしても人気。
この花の匂いをハエが嫌うので、部屋にハエを入れないという効果もあるのです。

さわやかなレモンの香りなら暑さ対策にも

冷たい飲み物に入った1枚のレモンスライスは、清涼感を出すにはかかせない演出です。レモンの果汁も香りも、蒸し暑さを忘れさせるさわやかさが魅力。
暑い日のお客さまには、レモンを活用したもてなしがおすすめです。

まずは、最初に出す冷たいおしぼり。冷水にレモンをしぼって作れば、ほのかに香りがついたおしぼりになります。小さく切ったレモンスライスを入れて氷を作り、冷たい飲み物に使うのもきれいです。

お客様用の布団にもラベンダーの香りでひと工夫

ときどきしか使わないお客さま用の布団。使うときは日光に当ててしっかり乾燥させておくことが大前提。さらに、香りもプラスすればより快適なもてなしができます。

使う香りは、やすらぎと眠りを誘う作用のあるラベンダーがおすすめ。ラベンダーのドライハーブをガーゼなどに包み、敷く前の布団にはさんでおくと香りが移ります。シーツや枕カバーの洗濯をするときに、すすざの最後にラベンダーのエッセンシャルオイルを1滴たらすのも効果バッグン。

消臭と芳香のダブルパワー

白分では気づかなくても、家には、その家の独特の匂いがこもっているものです。悪臭とはいわないまでも、外から入ってくると気になる場合もあります。

お客さまが来るときは、いい香りで気持ちよくむかえられるといいですね。ここでは、手軽に手作りできる、香りのキャンドルを紹介しましょう。
照明の演出にも一役かってくれるスグレモノ。お客さまの来る30分前くらいから火をつけておけば、ほのかに香らせることができます。

作り方は簡単。白色のロウソクと好みの香料(エッセンシャルオイルなど)、クレヨンと小さめの鍋、型を取る入れ物を用意します。
割って芯を取ったロウソクを鍋に入れ、火にかけてロウを溶かします。溶けたロウにエッセンシャルオイルを1滴たらして、好みの色のクレヨンを削ったものを入れて混ぜ合わせます。
小さめの空ビンや容器に芯が中央にくるように割りばしで固定し、ロウを流しこんで。後はしっかり冷めて固まるまで待てばOK。牛乳などの紙パックに流し込んで作り、固まってからはがして容器なしのタイプを作ることもできます。