腸をも若返らせる水の効果

活性酸素を消去させる水素水

水素水

活性酸素を「なかったこと」にしてくれるスーパーウォーター「水素水」の実力

活性酸素は老化だけでな
く多くの病気にも影響する

最近、美容目的で水素水を飲んでいる人が増えてきています。水素水は「活性酸素を無毒化する水」というキャッチコピーで販売されています。

また、多くの医療現場で疾患に水素を活用できないかと研究が進んでいます。心肺蘇生のときや脳梗塞患者に水素ガスを使用したり、パーキンソン病患者に水素水を飲んでもらうなどさまざまです。

水はH2Oと表す通り、水素と酸素の化合物です。病気や老化の原因になる活性酸素も水素と結びつくと水になり、無害化されるという理由です。

しかし、「水素水」とは名ばかりで水素がほとんど入っていない水素水も販売されています。健康効果を期待するなら、しつかりと体によい水素水を選び、なぜ水素水がカラダによいかを知っておきましょう。

まず、活性酸素とはいったい何でしょうか。活性酸素が体内に発生する原因を理解している人は少ないかもしれません。活性酸素は細菌から体を守るため、人間の体内では日頃からつくられています。呼吸によって取り込まれた酸素のうち、約2%が活性酸素になります。

また、活性酸素はストレス、紫外線、喫煙、暴飲暴食、食品添加物、大気汚染、激しい運動などが原因で増えます。活性酸素は老化だけでなく、多くの病気、特に生活習慣病の原因のひとつであることもわかっています。

活性酸素にも善悪がある

活性酸素にはよい活性酸素と悪い活性酸素があります。活性酸素は、酸素から生じた電子を吸収すると、酸化力が増していきます。

最初はよい活性酸素であるスーパーオキシドラジカルです。つぎに過酸化水素になります。運動によって活性酸素が発生すると、活性酸素を消す酵素が増えます。

ここまでの役割を担っているのが、よい活性酸素です。これに対し、過酸化水素がさらに電子を吸収すると悪い活性酸素であるヒドロキシルラジカルになります。これは、酸化作用が強く、細胞や遺伝子を破壊する力を持っています。

また、水素はよい活性酸素には作用せず、悪い活性酸素にだけ働く性質があります。水素が悪い活性酸素ヒドロキシルラジカルと結合して還元することで、体に無害である水になるのです。

水素水はこうしてつくられる
  • 膜溶解法/水素を溶かし込む高度な方法
  • 水素吸蔵ゼオライト法/水素を徐々に放出させる方法
  • マイクロナノバブル法/目に見えないほどの小さな泡が水素を形成する方法
  • 電解水素法/元のpH値を変えることなく溶存水素濃度だけを高める方法

市販されている水素水のほとんどが人工的に製造された水素水です。水素水をつくる方法はいくつかあります。しかし、水素を含有させるためにどの方法が一番よいかは、未だ解明されておらず、今後の研究が待たれる限りです。

また、人工的に製造した水素水は、開栓すると水素が抜けやすいという難点があります。水素は酸素より軽いために、逃げてしまうのです。

そのため栓を開けたらすぐに飲む必要があります。水素は宇宙で一番小さい分子のため、アルミニウム以外はすべて通り抜けてしまいます。

ペットボトル入りの水素水に効果がないのはこのためです。充填したときに水素を満たしたとしても、輸送、販売され、私たちの手元に届くまでには、ペットボトルを通過してすべて抜け出て水素が含まれていません。

水素水は基本的にアルミパウチに入って販売されています。アルミパウチは水素が逃げにくいため高濃度を維持するのにすぐれているからです。
アルミ缶やボトルに入った商品もありますが、アルミ缶やボトルでは、水素水とキャップの間に空間をつくらなければいけないため、その際問に水素が逃げてしまいます。

アルミパウチ容器だと空気の入る隙間がないほど満タンに入れることができるため、ボトルタイプよりも高濃度の水素水となります。しかし、数カ月経過すると飲み口のプラスチックのキャップ部分から徐々に水素は抜けていくので、買いだめなどのストックはせずに、できるだけ充填直後の水素水を飲むほうが水素の量も多く、より健康効果があるでしょう。

また、水素水は開封とともに水素が抜けてしまうので、できるだけ一気に飲むことをおすすめします。飲み残す場合は左記パッケージに注意書きがされています。

水素濃度の低い水素には注意

水素があまり入っていない水素水も販売されています。どの程度水素が入っていると、健康効果を期待できるのでしょうか。
それは、水素濃度0.8ppm(mg/l) 以上です。市販の水素水のパッケージにはきちんと明記されているはずですので、よく確認するようにしましょう。記載されていない場合は、購入を控えたほうがよいでしょう。

パッケージに溶存水素量が0.8ppm~1.2ppm(mg/l)と記されているのは、充填時は最大であった水素濃度が時間経過とともに減少するためです。

水素水を飲むと尿意が増します。水素水の効き目の目安はトイレに行く頻度が高くなれば効き目ありです。もちろん水素濃度が低くても効果が出る人はいます。

体質や体調によっても異なります。また、1日に飲む量の目安は300ml此ほど、一気に飲むとよいでしょう。飲み残すときでも3時間以内に飲むようにしましょう。

メンテナンスをしないと危険な水素サーバー水素水の流行とともに、家庭で簡単に水素水をつくれる水素水サーバーや水素浄水器が販売されています。

水素ガスの気泡を液体の中で生じさせるタイプ、電気分解で水素を発生させるタイプ、マグネシウムと水を反応させるタイプなどがあります。

しかし、水素水サーバーや水素浄水器は使い方を間違えるとかえつて健康によくない水を摂取するリスクもあります。これらは雑菌の混入の恐れがあるからです。

水素をエサにしてエネルギーをつくるバクテリアはたくさんいます。下痢を起こすサルモネラ菌、腸チフス菌などです。特に、電気分解のタイプは電極が汚染しやすいため、電極が浸かった水素水は電極から溶け出す不純物にも注意が必要です。

水素水サーバーを使うときは、できるだけ水素水を溜めておかないことです。水素水を家庭でつくったとしても、水素はすぐ抜けてしまいますので、飲む直前につくることがベストです。

水素サーバーや水素浄水器はかなり高価なので、慎重に選びましょう。どのような水素濃度のものがつくれるのか、メンテナンスをしっかりしてくれるかなども大切なチェックポイントです。

セブンウォーター・エクストラ 水素濃度7.0ppmの業界最高峰の水素水

怪しいセールス

水素水の販売フレーズで、「うちの水素はほかの水素と違う」というのはありえないことです。使用している水によっておいしいということはありますが、水素は水素で違いはありません。

また、「水素が抜けにくい」「料理にも使える」というのは水素水ではないということです。料理に水素水を使うことは、水素の効果を得ることができず不向きです。

水素水を沸騰させると水素は一気に放出されてしまうので、水素濃度は低くなってしまいます。水素水は飲むのが一番効率がよいのです。実は、水素水は温めて飲むこともできます。もちろん、やかんで火にかけては水素が逃げてしまい意味がありません。開封前のアルミパウチのまま湯煎をして、80度くらいに温めるのであれば、水素は抜けません。

アルカリイオン水やバナジウムウオーターを1日2リットル飲む

糖尿病はサプリより天然水

初期の糖尿病ならサプリより天然水がいい

痩せていても危ない日本人の糖尿病

厚生労働省の「国民健康・栄養調査(2012年)」によると糖尿病が強く疑われる人の数は950万人を超えています。さらに、糖尿病予備軍も合わせると2050万人におよびます。今現在は問題がなくても、このままの食生活を続けているといずれ糖尿病になる危険性がある人です。

つまり、糖尿病予備軍から脱却することが急務の人がたくさんいることになります。また、肥満が糖尿病のリスク因子であることは明らかですが、痩せている人でも糖尿病になることはあります。糖尿病は肥満の人に多い病気と思われがちで、「自分は痩せているから大丈夫」と思い込んでいる人が多いのが事実です。

このような場合、健康診断で注意を受けても、自己判断で医療機関を受診しません。放置した結果、糖尿病の自覚症状が現れたときには、すでに糖尿病合併症を併発していたということも少なくないのです。実は、日本人の糖尿病患者の実に75% は肥満ではないということも前筑波大学長の故・山田信博教授は述べています。

お米大好き日本人の糖尿病リスク

また、隠れ糖尿病というリスクもあります。通常の健康診断は朝食を抜いた空腹時血糖値しか測りません。ところが、糖尿病になりはじめの人は、この空腹時血糖値が正常でも、食後血糖値を測ると糖尿病に該当してしまうことがあるのです。食事をすると食後血糖値は上昇しますが、インスリンの分泌にょり、健康な人は30分ほどで元の備に戻ります。

糖尿病になりはじめの人でもインスリンの分泌量は少ないですが、時間が経過すると正常値に戻るため、空腹時血糖値検査だけでは異常が見つからないのです。さらに糖尿病は加齢とともに増える病気でもあります。糖尿病の発症にも活性酸素が骨響していることがわかっています。糖尿病の発症と悪化を防ぐには、体内の活性酸素量を減らす努力が必要です。

糖尿病を改善させる「魔法の水」があった

テキサス大学のG・フェルナンデス博士らは、アルカリイオン水に糖尿病の改善効果があると報告しています。アルカリ性の水を日常的に飲んでいると、新陳代謝がよくなり、インスリンを分泌させるランゲルハンス島のβ 細胞が活性することにつながるのです。また、バナジウムを含む天然水にも糖尿病の改善効果が期待できます。

愛媛大学医学部の奥田教授によれば、「バナジウムは脂肪細胞に血液中の糖を導くインスリンのような作用を持っているだけでなく、血糖値を上げる原因になる遊離脂肪酸の分解を防ぐ作用を持っている」としています。天然水に含まれるバナジウムのほどんどは、五酸化バナジウムです。

しかし、バナジウムは過剰摂取すると中毒症状を招く恐れのある鉱物です。ところが、天然水に含まれるバナジウムは少量ですので、問題はありません。バナジウムが糖尿病によいならばと、サプリメントや健康食品ばかりに頼って摂取するのは避けましょう。天然水から少しずつ毎日摂取することが最も効率的な方法なのです。

糖尿病の改善と予防には、効果のある水をしっかりと飲むことが大切です。1日にコップ10杯、計1~2リットルを毎日飲むようにしてください。多くても少なくても意味がありません。のどが渇いたときや、小腹が空いたとき、何よりも食事前のコップ1杯も大切です。

満腹中枢の刺激になるので食べすぎの予防にもなります。一度に大量に摂るのではなく、こまめに分けて飲むことが大切です。もちろん水を飲むだけで糖尿病が治るわけではありません。食べすぎ飲みすぎなどの食生活を改善しない限り、糖尿病の改善は不可能です。ただし、アルカリイオン水やバナジウム水をうまく活用するこで糖尿病のリスクは軽減できます。

深海の泉は、バナジウムの含有量が多いミネラルウォーターです。伊豆赤沢海洋深層水は静岡県伊東市八幡野の赤沢海岸沖合5km、深さ800mより取水しています。
海水年齢は1200~1400年(奈良・飛鳥時代)程度の東洋一質の高い海洋深層水です。
フランスの有名な化粧品メーカーが深海の泉を使用しているのは有名な話です。

心臓病のリスク回避にはマグネシウム

心臓病のリスク回避にはマグネシウム

マグネシウムも摂らないとカルシウムは機能しない。両者のバランスが大切。

カルシウムを含む水を飲むと、血管が丈夫になり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが下がります。しかし、健康そのものをよくするためには、カルシウムだけでは不十分です。

カルシウムの過剰摂取は逆に命を縮めてしまうため注意が必要です。カルシウムが細胞内に蓄積すると動脈硬化を誘発させ、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしかねません。さらに高血圧の原因になり、脳細胞に蓄積されると認知症の原因になり、脊髄に溜まると神経の変性を引き起こします。

カルシウムの過剰摂取を防ぐには、マグネシウムと一緒に摂ることが大切です。マグネシウムはカルシウムの細胞内蓄積を阻止する物質です。カルシウムはマグネシウムの助けを借りなければ有効に作用できず、体にとって有害になることさえあります。

カルシウムとマグネシウムを豊富に含む水が心筋梗塞などの心臓病を予防するという報告が、フィンランド国立公衆衛生研究所のM・カルポネン博士のチームにより発表されています。フィンランドでは、以前より西部より東部ではるかに心筋梗塞による死亡率が高い状況でした。

こでカルポネン博士は、住民の飲み水の硬度を10年間にわたり追跡調査したのです。この結果、飲み水の硬度の高い地域に住む男性ほど心筋梗塞のリスクが低く、水の硬度が1 dH(dH =ドイツで使用されている硬度の単位) 上がると、心筋梗塞のリスクは1% 下がることがわかりました。
硬度の高い水を飲んでいれば心筋梗塞になりにくいといったように、水の硬度と心筋梗塞のリスクは逆相関にあるのです。さらに、カルポネン博士らは飲用水に含まれるフツ化物、鉄、銅、亜鉛、硝酸塩、アルミニウムなどの濃度も調べ、これらのミネラルと心筋梗塞の発症リスクとの関係も調べました。

するとフッ化物は心筋梗塞を防ぎ、鉄と銅は心筋梗塞のリスクを高めることがわかりました。そのほかのミネラルと心筋梗塞の発症率に差はあまりなかったとのことです。また、マグネシウムの摂取量が年々減ってきていることにもかカルポネン博士は注目しています。

厚生労働省が推奨する日本におけるマグネシウムの1日あたりの摂取必要量は男性は300mgほど、女性は250mgほどです。この数値を満たしていないと、心筋梗塞のリスクは高くなるといえるでしょう。

マグネシウムを多く含む海洋深層水

国産の海洋深層水 一覧
脳梗塞や心筋梗塞のリスク要因のひとつに高血圧が考えられます。高血圧は、最高血圧(収縮期血圧)が高い場合と最低血圧(拡張期血圧)が高い場合があり、原因は異なります。最高血圧が上がる原因のひとつは塩分の摂りすぎです。
塩分が過剰に入ると、細胞が余分なナトリウムを排出しようとして、血液循環が高まります。この症状の改善には、ナトリウムの排泄を促すカルシウムを含む水を飲むことが大切です。

いっぼう、最低血圧が上がる原因は、動脈硬化です。動脈硬化の改善には、高アルカリ性の硬水や海洋深層水がよいでしょう。海洋深層水は特にマグネシウムを多く含む水です。しかし、海洋深層水の選び方で注意すべき海洋深層水は水深200mより深いところにあるの深海水です。

深海のため太陽光は届かず植物プランクトンは光合成ができません。また、水温が低いので細菌が少なく、水面付近の水と混ざらないので、河川などからの環境汚染の心配もありません。海洋深層水の最大の利点は、「病原性細菌がほとんどいない安全な水が、自然の力によってつくり出されている」ことです。

しかし、海水なので、そのままでは塩辛く飲用水にはできません。汲み上げられた深海水は脱塩や殺菌処理が行われています。脱塩処理の段階でマグネシウムの量が少なくなってしまうこともあるので、海洋深層水を購入するときには、最低でもマグネシウムの含有量が300mg/L以上のものを選ぶようにしましょう。海洋深層水と謳う商品であってもマグネシウムの量が少ない場合はほとんど効果は期待できません。

マグネシウムの量が多い海洋深層水

知床深海の水 硬度 1000