鉄鉱石を通過した水でガン予防
岩盤の裂け目から湧き出る水には、がんを防ぐ不思議なパワーがある
がんは日本国民の2人に1人が罹患し、3人に1人はがんで命を落とすとされています。がんを避けたいのは皆同じです。がんの原因のひとつに体内で発生する活性酸素が考えられます。
90%もの病気の原因ともいわれる活性酸素によって傷つけられた細胞が変異してがん細胞がつくられるからです。このときに免疫機能が正常であればがん細胞と戦い退治してくれるのですが、免疫力が落ちているとがん細胞が勝ち残り、時間をかけてがんに成長していきます。
よって活性酸素の発生量を減らすこと、発生した活性酸素を除去することが大切です。それには抗酸化作用の高い水を飲むことがよいとされます。岩手県釜石市にある釜石鉱山は、150年の歴史を誇る日本最大の鉄鉱山として栄えた鉱山です。
坑道の総延長は1000kmにもおよび、鉄鉱石の採掘が終了したいまでも整備されて活用されています。実は、坑道を3km進んだ地底600mの磁鉄鉱の岩盤の裂け目から水が湧き出ており、その水に「不思議なパワー」があると注目されたからです。この地底に湧き出る水は、釜石鉱山特有の磁石の性質を持つ磁鉄鉱を含む岩床を長い歳月をかけてろ過されており、強い鉱酸化作用があったのです。
そして、この水を人工的な加工をせずそのままその場でボトリングしたものが釜石鉱山「仙人秘水」として市販されています。もちろん非加熱の天然水です。
還元力のある水、アルカリイオン水、水素水
がん対策には、還元力のある水を飲むことも大切です。還元力とは、水の酸化還元電位を知るとわかります。酸化還元電位とは、その物質がほかのものを酸化しやすい状態にあるか、酸化したものをもとの状態に戻しやすい状態にあるかがわかる数値です。
酸化還元電位の億が高いほど活性酸素が発生しやすく、低いほど還元力が高い物質です。
酸化還元電位の高い、活性酸素が発生しやすい水は水道水(400~700mVです。塩素を多く使用し消毒された水ほどこの値は高くなります。
一般的、なミネラルウオーターは200~300mVです。いっぼう酸化還元電位の低い、還元力の高い水はアルカリ性の水(100~マイナス100mVです。
天然のアルカリ水ならば、pHが8以上、整水器なら、pH8~9.5がよいでしょう。アルカリイオン水よりも還元力が高いのが、水素水(マイナス200〜マイナス600 ㌦) です。
つまり還元力のすぐれている水とはアルカリイオン水や水素水のことなのです。アルカリイオン水も水に電極を挿し、電気分解させてつくつているものもあるので、水素水とつくり方はほとんど同じなのです(アルカリイオンをもともと含有する水もあります)。