香りの健康メモ > 2015年 > 12月 > 19日

体の調子を整えるマッサージ

脂肪を燃やすためのアロママッサージ

アロマテラピーの中でも、マッサージはとくに、オイルの効能・効果を直に実感できるケアといえます。マッサージは、脂肪を燃やしたり、スリムになるものではありません。けれども、マッサージによって血液やリンパの流れをよくし、体内の機能を活性化させて脂肪を燃えやすくすることは可能です。
さする、ツボを押す、もむというシンプルなケアでも、続けるうちに基礎代謝量が多くエネルギーを消費しやすい体が作られます。

好みのブレンドオイルで

アロママッサージはオイルの薬効だけでなく、香りでリラックスできるのも魅力。疲れと緊張をほぐし、自分の体に手をかけてあげることでストレス解消にもつながります。
オイルは効能だけにこだわらず、リラックスできるラベンダー、ゼラニウム、イランイランなどから香り優先で選ぶのも大切なポイントです。
マッサージオイルは、ベースオイル5mlに対し、エッセンシャルオイル1 滴。よく混ぜて1回でいきります。

ブレンド例

  • 不眠症・ストレス
    ホホバ油20ml、月見草油5ml、カモミール5滴
  • リラックスたいとき
    ホホバ油20ml、ラベンダー2滴、ラベンダー2滴、イランイラン1滴、
  • 筋肉疲労
    マカデミアナッツ油20ml、ジュニパー2滴、ゼラニウム1滴
  • 肩こり・腰痛に
    マカデミアナッツ油20ml、ローズマリー2滴、ラベンダー1滴
  • シェイプアップ
    マカデミアナッツ油20ml、ジュニパー4滴、サイプレス3滴

気になるウェストの脂肪を撃退

全体をもみほぐし、温めるのがコツ。

  1. オイルを手にとり、両脇腹をそれぞれ両手でつかみ、左右一緒によくもみほぐす。
  2. 両手で皮下脂肪をつまみ、手を交互に動かし脂肪が「S」字になるようにマッサージ。左右それぞれ5回。
  3. 両手こぶしで脂肪をはさみバッとはなす。
  4. 両手を重ねた手のひら全体で圧力をかけながら、おへそのまわりを「の」の字を描くようにマッサージ。
  5. 両手で脇から中心へ押し、バッとはなす。

ヒップアップ

長時間イスに座ったり下着でしめつけられたりと、ヒップは意外にお疲れ。肌をいたわるように、やさしくマッサージします。

  1. オイルを手にとり、ヒップの左右のふくらみを手の平で引きあげるように、左右20回。
  2. 両手のひらで左右同時に、外側から内側に円を描くようにさする。5回。
  3. 指先の腹でらせんを描きながら、下から上へさすりあげる。5回。
  4. ヒップの下のツボを左右一緒に、指先で強めに押してはなす。10回。

たるんでしまった二の腕のマッサージ

脂肪を1~5の要領で片腕ずつもみほぐします。

  1. オイルを手にとり、脇の下の前側の筋肉を大きくつかみ、もみほぐす。3回。
  2. 腕をあげ、脇の下から背中にかかる筋肉をつかんで軽くもみほぐす。3回。
  3. 手首から脇の下まで、脂肪を強めにつかんでいく。3回。
  4. 手首をつかんでそのまま握りながら、手首から脇の下へしごく。3回。
  5. ひじの上から肩に向かい、外側から内側にねじりあげる。3回。

立ち仕事でむくんだ足へのマッサージ

むくみが出やすい脚には、やっぱりマッサージが一番。血液とリンパの流れを促進するよう、とくに足の裏中心に行います。まず、オイルを手にとり、両手の親指を重ねて強めに押します。
まず、オイルを手にとり、両手の親指を重ねての足の裏全体を強めに押します。痛いと感じるのは凝っている証拠個ですからその部分はより丁寧に行います。
次に土踏まずをこぶしでたたきます。すね、ふくらはぎは下から上へとさすったり軽くねじったりくるぶしの内側もこぶしで押します。
むくみが起きる原因はこちらです。働き盛りの女性に多い症状です。