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乳ガン治療の副作用(食欲不振、だるさ、不眠)が煙らん温灸でかなり軽減できた

煙らん温灸

初期の乳がんで乳房温存手術を受けたが2年後に再発

私は、普段は介護施設や病院などで本の読み聞かせをするボランティア活動をしています。私の読み聞かせを楽しみにしているファンもいて張り合いもあったのですが、一時中断せざるをえなくなったことがありました。

50歳のとき、市の婦人科検診をきっかけに乳がんが見つかりました。乳がんは右胸にあり、大きさは1cmほどで初期の段階でした。気が動転してしまったのですが、乳がん経験のある年上の友人に励まされ、治療を受ける決意をしました。

いろいろ悩みましたが、乳房温存手術を受けることにしました。手術は成功したのですが、52歳のときに同じ右胸にがんが再発してしまいました。

乳がんは短い期間で再発すると、悪性度が高い可能性があると説明を受けました。全身にがん細胞が広がっているおそれもあるため、まずは抗がん剤治療を受け、効果が見られるようであれば、右乳房の摘出手術を受けることになりました。

3週間に1度通院しながら抗がん剤治療を受けることになりました。抗がん剤の治療を開始してからは、副作用による食欲不振とだるさに悩まされるようになりました。

事前に副作用に関する説明を受けていたので、ある程度の覚悟はしていました。乳がん経験のある友人は、脱毛や倦怠感など、かなりひどい副作用に悩まされたらしく、私の場合は軽いほうだといっていました。

それでも、これまでに食欲不振やだるさを経験したことがなかったので、軽い副作用でもつらく感じました。治療に対する漠然とした不安のせいで、夜なかなか眠れなくなってしまいました。

読み聞かせのボランティア活動を休みがちにり、なんとか回復して職場に復帰したい気持ちになりました。
私が読み聞かせをするのは、高齢者や病気で入院している子どもが多く、これまでも、弱い立場の人のことを考えているつもりでいました。

でも、自分が乳がんになったことで、よりいっそう相手の気持ちに寄り添えるようになったと感じています。私の読み聞かせで、少しの間だけでもつらい現実を忘れてもらえればと強く思うようになりました。私が煙らん温灸を知ったのは、3月のことでした。
乳がん経験のある友人が煙らん温灸を紹介してくれました。その友人は乳がんで左乳房とリンパ節を摘出しているのですが、手術後は左胸や背中の左側が冷えるようになったそうです。

冷えがつらいときにはカイロを貼ってしのいでいたそうなのですが、煙らん温灸を使ってからは体全体が温まり、冷えがほとんど気にならなくなったと言っていました。

煙らん温灸を使ってから体調がよくなったとも聞き、私も是非試してみようと思いました。

2ヶ月でだるさ・疲れが軽減し睡眠も改善して食欲出てきた

毎日、時間を決めずに左右の耳と冷え症・低体温の特効ツボに各10分ずつ、煙らん温灸を計30分当てるようにしました。

2ヶ月ほど使いつづけたところ、体のだるさや疲れが和らぎはじめました。以前は乳がんのことを考えると、不安でしかたありませんでした。夜もよく眠れず、寝不足で体がいつもだるく感じられていたんです。

でも、煙らん温灸を使ってからは寝つきがよくなり、朝すっきりと起きられるようになりました。

気分がよくなったせいか、前より食欲がわいて食事も進むようになりました。抗がん剤治療が功を奏し、その年の暮れに2度めの手術を受けました。手術は成功し、その後の経過も良好です。

煙らん温灸を使うと体全体がポカポカと温まり、とても心地いいんです。冷えはがんによくないといいますし、これで私もがんにびくびくしなくてすみます。